Sunday, February 5, 2012
兼好法師
世の人相逢ふ時、暫くも黙止する事なし。必ず言葉あり。その事を聞くに、多くは無益の談なり。世間の浮説、人の是非、自他のために、失多く、得少し。
これを語る時、互ひの心に、無益の事なりといふ事を知らず。
1 comment:
s.A
February 5, 2012 at 12:56 AM
『徒然草』 第164段
兼好法師(吉田兼好)
鎌倉時代末期(14世紀前半)
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鎌倉時代末期(14世紀前半)