Wednesday, March 17, 2010

八木雄二

考えてみれば、近代の哲学者たちが中世スコラ哲学にたいして怨恨ともいえるものを懐いていたのは、ある意味、当然なのである。この恨みがどの程度の偏見を生じたか、本当は計算に入れなければならない。さらに、当時はまだスコラ哲学こそが学会で権威を持った哲学であって、近代哲学はまだその時代には哲学としての権威がまだなかった、ということも計算に入れておく必要がある。

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