Thursday, November 15, 2012

タニタ

女性は、妊娠と出産という大切な役割を持っているため、男性よりも多くの体脂肪を蓄えているのです。これは、お腹の赤ちゃんを守り、大切な臓器を保護するため、骨盤のまわりの皮下脂肪をクッションのように厚くしているためです。逆に男性は、皮下脂肪はつきにくく、内臓脂肪がつきやすい傾向にあります。
もともと人間は、飢餓状態になっても生き延びられるよう、非常時のエネルギーを体脂肪として蓄える機能を身に付けています。と同時に、人間の生命活動は、各種のホルモンなどの働きによって円滑に行われるようになっています。体脂肪はエネルギーの備蓄機能ばかりでなく、このようなホルモンの働きなどを助成するような重要な役割も担っています。このため、無謀な減量で体重や体脂肪が減りすぎると、疾病やホルモンバランスの異常などを誘発することになります。

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