Wednesday, August 22, 2012

イケダハヤト

「その人に面と向かって言えないことは、オンラインでも言わない」という方針を僕はおすすめしています。そして僕自身もここはストイックに実践しています。
様々な弊害がありますが、面と向かって言えないことをオンライン空間「だから」その人に伝えられるということは、自分という存在を裏切る行為だと思うんですよね。
本来人間がひとりあれば、オンラインで顔が見えなかろうと、オフラインで対面してようと、態度は変わらないはずです。
これからの時代、オンライン/オフラインは融合し、境目はなくなっていきます。そういう観点からみると「顔が見えないオンラインだから失礼なことも言える」というのは、21世紀的な態度でもないといえるでしょう。2chだけがインターネットの世界だったら、それでも良かったかもしれませんが。

2 comments:

  1. その人に面と向かって言えないことは、オンラインでも言わない

    by イケダハヤト

    http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/11022

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  2. 何度かブログでも書いてますが「その人に面と向かって言えないことは、オンラインでも言わない」という方針を僕はおすすめしています。そして僕自身もここはストイックに実践しています。

    様々な弊害がありますが、面と向かって言えないことをオンライン空間「だから」その人に伝えられるということは、自分という存在を裏切る行為だと思うんですよね。

    本来人間がひとりあれば、オンラインで顔が見えなかろうと、オフラインで対面してようと、態度は変わらないはずです。

    そこで「オンラインだから、実際には言えないことも言えてしまう」というのは、自分という単一の存在がオンラインとオフラインで分断している証左だと僕は考えます。

    短期的な感情に任せて他人を攻撃することで、自分自身の二面性を強化してしまい、かえって「本当の自分」を疎外してしまっている、ということです。

    僕の感覚では「オンラインだから、実際には言えないことも言えてしまう」という自分は、二面的すぎて、耐えられません。そんな自分は認めたくない、とすら感じます。

    面と向かって言えないことをオンラインだから言う、という行為からは、他人に石を投げているようで、実はその石は自分の肉だった、というグロテスクなイメージを思い浮かべます。

    また、これからの時代、オンライン/オフラインは融合し、境目はなくなっていきます。そういう観点からみると「顔が見えないオンラインだから失礼なことも言える」というのは、21世紀的な態度でもないといえるでしょう。2chだけがインターネットの世界だったら、それでも良かったかもしれませんが。

    というわけで、一時的な感情に揺られて「つぶやき」という名の免罪符のもと、「面と向かって言えないこと」をツイートしてしまうのは、僕はおすすめしません。

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