人間の知的活動レベルには、(1)知識、(2)知能、(3)知恵 という3段階がある。
「知識」=ある事柄についての情報。情報の内容が正しいかどうかを確かめる方法があれば知識で、なければ空想。知識がある人を「ガリ勉」という。
「知能」=知識を組み合わせて使いこなす才能。事務処理能力などが知能にあたる。知能がある人を「秀才」という。
「知恵」=知識、知能によっては得られない、真実を見抜く能力。知恵があれば、誰も知らないことでも発見できる。知恵がある人を「天才」という。
日本の学校教育で与えられるものは、上記(1)と(2)の知識と知能だけであって、(3)は得られない、という認識がなければ、すでに知恵がない=無知ということになるな。
教育改革がうまくいかないのは、教育改革を担当する実務者に知恵がないからだ。ガリ勉育ちの官僚がいくらたくさんいても、問題解決が図れない。
ユダヤ人に比べて、日本人は無知なのだろうか?
浜村拓夫の世界
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浜村拓夫という人が、データ (data)、情報 (Information)、知識 (knowledge)、知恵 (wisdom)、そして知能 (intelligence) や感情 (emotion) といった事柄をどう理解しているのかまったくわからないが、私の理解とはずいぶん違う。
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