Tuesday, February 5, 2013

読売新聞

英経済誌エコノミストの調査部門EIUは4日、毎年実施している世界主要都市の生活費調査の最新版を発表した。
それによると、前回調査では最も生活費が高い都市だったスイスのチューリヒは7位に下がり、2位だった東京が1位となった。2位には前回3位の大阪が入り、デフレが続いていた中でも日本の大都市での生活費が高い実態が目立った。
3位は豪州のシドニー、4位はノルウェーのオスロ、5位は豪メルボルンだった。上位20位には、アジアと豪州の11都市、欧州の8都市が入ったが、北米の都市は入っていない。調査は、世界の約140都市で、食料や衣料、家賃など160以上の製品やサービスの価格を比較して行われた。
(sk) 「デフレなのに...生活費世界1位は東京、2位大阪」なんていうタイトルをつけるセンスが悲しい。
「円高だったので...生活費世界1位は東京、2位大阪」って書けばいいのに。
Cost of Living Rankings
1 USD = 79.8 JPY (2012 Average) 1 USD = 92.7 JPY (As of Today)
1. Tokyo, Japan
2. Osaka, Japan
3. Sydney, Australia
4. Oslo, Norway
4. Melbourne, Australia
6. Singapore
7. Zurich, Switzerland
8. Paris, France
9. Caracas, Venezuela
10. Geneva, Switzerland
1. Sydney, Australia
2. Oslo, Norway
2. Melbourne, Australia
4. Singapore
5. Zurich, Switzerland
6. Paris, France
7. Caracas, Venezuela
8. Geneva, Switzerland
9. Perth, Australia
10. Tokyo, Japan
ちなみに、このまま円安が進めば、日本のGDPは3位ではなくなり、20位とか30位とかになるのだけれど、それは実態が変わるのではなく、ただの数字の魔術でしかない。いくら読者が「一番が好きな日本人」だからといって、こんなことを新聞記事にするのもセンスがない。一喜一憂するなど、もってのほかだ。
ノーベル賞だとか、オリンピックの金メダルとかを記事にして儲けるのは、もうやめにしたらいいのに。

1 comment:

  1. デフレなのに…生活費世界1位は東京、2位大阪

    読売新聞

    http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130205-OYT1T00607.htm

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