Saturday, March 26, 2011

上杉謙信

運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。 
何時も敵を掌にして合戦すべし。疵つくことなし。
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。
家を出ずるより帰らじと思えばまた帰る。
帰ると思えば、ぜひ帰らぬものなり。不定とのみ思うに違わずといえば、
武士たる道は不定と思うべからず。 必ず一定と思うべし

2 comments:

  1. 居城、春日山城の壁に書かれた『壁書』に、
    「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。 
    何時も敵を掌にして合戦すべし。疵つくことなし。
    死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。
    家を出ずるより帰らじと思えばまた帰る。
    帰ると思えば、ぜひ帰らぬものなり。不定とのみ思うに違わずといえば、
    武士たる道は不定と思うべからず。 必ず一定と思うべし」とある。

    ReplyDelete
  2. 上杉家、家訓16か条

    心に物なき時は、心広く体泰なり
    心に我侭なき時は、愛敬失はず
    心に慾なき時は、義理を行ふ
    心に私なき時は、疑ふことなし
    心に驕なき時は、人を敬ふ
    心に誤なき時は、人を畏れず
    心に邪見なき時は、人を育つる
    心に貪なき時は、人に諂ふことなし
    心に怒なき時は、言葉和らかなり
    心に堪忍ある時は、事を調ふ
    心に曇なき時は、心静なり
    心に勇ある時は、悔むことなし
    心賤しからざる時は、願い好まず
    心に孝行ある時は、忠節厚し
    心に自慢なき時は、人の善を知り
    心に迷なき時は、人を咎めず

    ReplyDelete