居城、春日山城の壁に書かれた『壁書』に、 「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。 何時も敵を掌にして合戦すべし。疵つくことなし。死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。家を出ずるより帰らじと思えばまた帰る。帰ると思えば、ぜひ帰らぬものなり。不定とのみ思うに違わずといえば、武士たる道は不定と思うべからず。 必ず一定と思うべし」とある。
上杉家、家訓16か条 心に物なき時は、心広く体泰なり 心に我侭なき時は、愛敬失はず 心に慾なき時は、義理を行ふ 心に私なき時は、疑ふことなし 心に驕なき時は、人を敬ふ 心に誤なき時は、人を畏れず 心に邪見なき時は、人を育つる 心に貪なき時は、人に諂ふことなし 心に怒なき時は、言葉和らかなり 心に堪忍ある時は、事を調ふ 心に曇なき時は、心静なり 心に勇ある時は、悔むことなし 心賤しからざる時は、願い好まず 心に孝行ある時は、忠節厚し 心に自慢なき時は、人の善を知り 心に迷なき時は、人を咎めず
居城、春日山城の壁に書かれた『壁書』に、
ReplyDelete「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。
何時も敵を掌にして合戦すべし。疵つくことなし。
死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。
家を出ずるより帰らじと思えばまた帰る。
帰ると思えば、ぜひ帰らぬものなり。不定とのみ思うに違わずといえば、
武士たる道は不定と思うべからず。 必ず一定と思うべし」とある。
上杉家、家訓16か条
ReplyDelete心に物なき時は、心広く体泰なり
心に我侭なき時は、愛敬失はず
心に慾なき時は、義理を行ふ
心に私なき時は、疑ふことなし
心に驕なき時は、人を敬ふ
心に誤なき時は、人を畏れず
心に邪見なき時は、人を育つる
心に貪なき時は、人に諂ふことなし
心に怒なき時は、言葉和らかなり
心に堪忍ある時は、事を調ふ
心に曇なき時は、心静なり
心に勇ある時は、悔むことなし
心賤しからざる時は、願い好まず
心に孝行ある時は、忠節厚し
心に自慢なき時は、人の善を知り
心に迷なき時は、人を咎めず