山形県酒田市は24日、夏のイベントの人出を発表した。酒田港まつりの酒田花火ショーは今回から調査方法を見直したところ19万8千人で、昨年の41万人の半分以下になった。同まつりの甚句流しも1万2800人と、昨年の4万2千人を大きく下回る結果となった。
市商工観光部によると、人出調査は酒田観光物産協会が毎年しているが、「主催者発表とはいえ、多すぎるのではないか」との疑問が出され、今年から調査方法を変えた。
従来は、関係者が前年の人出と比べて2割増、1割減などと大まかに算出していた。今回からは花火大会の場合、打ち上げ場所の最上川河川敷の会場周辺をエリア分けし、1平方メートルに2人が入れると想定して密度と面積をかけて数値を出した。甚句流しは会場の主要地点で実際に人出をカウントし、通りの面積を掛けたという。
協会側は「これまでは慣例で前年との増減で数字を出していた。今回から実数にできるだけ近づけるようにした」と話している。
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