Thursday, September 27, 2012

九島伸一

皆を戦争に導き、国を滅ぼすことを亡国という。それを愛国というのは、言葉のまやかしだ。
戦争で死ななければならなかった若者は被害者だ。それを英霊といって祀るのはおかしい。
私は、君が代なんていう天皇神道の歌を歌うのは嫌いだけれど、日本がこよなく好きだ。
国旗掲揚なんていう儀式は嫌いだけれど、サッカーの日本代表が日の丸をつけるのが好きだ。
私は隣国が大好きだ。コリアにも、中国・台湾にも、ロシアにも、好きな人がたくさんいる。
そして日本も大好きだ。日本人であることに誇りを持って生きてきたし、これからもそうする。
日本が好きという自然な感情や個人的な考えについて、とやかく言われたくはない。
国民がそれぞれの考えで国と関わるとき、どの考えが正しいなどとは誰にも言えないはずだ。
どんな考えを持とうとも勝手だが、威勢がいいだけの国を滅ぼすような考えは認めたくない。
大好きな日本に滅んでほしくないから、栄えて欲しいから、隣国との諍いは避けようと言う。
隣国を蔑み、罵り、対立を煽る人たちを、私は許したくない。それほどまで寛大になれない。
将来その人たちが力を失い、多数でなく少数になったときに、その少数意見を聞くのだろうか。
その人たちと相互批判や相互啓発ができるのだろうか。まるで ル・ペン のような人たちと。
私はとても保守的で、神社が好きで、寺も好きで、自然も好きで、日本人が大好きだ。
でも、私は愛国という言葉が嫌いで、護国という言葉も嫌いで、国家神道が大嫌いだ。
私にとっては、戦争を起こしたり、国の名の下に罪もない人たちを殺すのが非国民なのだ。
君が代に嫌悪感を感じ、国旗掲揚を良しとしないからといって、非国民扱いすることはない。
私は日本を愛している。その愛し方がみんなと違うからといって、とやかく言わないでほしい。

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